RDDきっず2023レポート#7

RDD月間も残り2日、明日はいよいよRare Disease Dayです。

今までRDDきっず2023の様子を6回に渡りお伝えしてきましたが、今日と明日は、RDDきっずのメインイベントでもある「ペア時間」についてお伝えしようと思います。

ペア時間の時は、お父さんもお母さんもきょうだいたちも別室でそれぞれのプログラムをしているため、基本的にはきっずと高校生のペアだけになります。もちろん見守るスタッフはいますが、それぞれのペアで思い思いの時間を過ごしてもらいます。

2020年の初開催の時は、バギーや車椅子、歩行器などを高校生たちに触れてもらいたくて、それらに乗ったままペア時間を過ごしてもらいましたが、今回はマットを用意し、まず身体に触れることから初めてもらいました。

今までRDDきっずに参加してくれた高校生からの意見に、希少疾患や障害を持っていると聞くと、何か自分たちと違う人間なんじゃないかと感じていたという意見がありました。そう思ってしまうことは全くいけないことではなく、知らないからこそそういったことを感じてしまうのだと思います。なので、今年はきっずたちの身体の柔らかさや体温などに実際に触れてもらうことで、子どもたちのあたたかさを感じ、どこが自分たちと違うのか感じて欲しかったので、まず身体に触れてもらうことから始めました。

マットの上で一緒に座ったり寝転んだりすることで、高校生ときっずの距離感が一気に縮んだ様子が見られました。どう接していいのか分からない高校生たちも、距離が近いので手を握ったりすることから、少しずつ距離を縮めていました。

距離が縮まれば、さすがの若さパワーで、それぞれのペアがそれぞれの遊びを見いだし時間を過ごしていました。

たくさんの写真がありすぎて、たくさんの思いが溢れすぎていて、写真を選びきれなかったので、動画にしました。短い動画なので、ほんの一部分しかペア時間の様子しか伝わらないと思いますが、ご興味のある方はぜひ来年ご参加ください。そして、実際にあのほっこりとしたあったかい化学反応を体感してください!

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